2019年7月25日木曜日

Fender Japan TL52-70 改造テレキャスター

結婚式の二次会用にと奮発してアンプを買ったものの、肝心のエレキが無い。笑
せっかくのアンプを鳴らすことも出来ず、10万円以下で欲しいエレキをずっと探していました。

そして先日ヤフオクで落札したのがこちら。



フェンダージャパン テレキャスター

製造は1985〜86年のフジゲン製。いわゆるジャパンビンテージで、自分とほとんど同じ歳です。

お値段、4万5千円。他の入札者はなく、あっさりと落差しました。それもそのはず、このテレキャスターは改造が施されております。

どうやら前オーナーがローリングストーンズの大ファンだったようで、キースの愛機「ミカウバー」仕様に改造されていたです。



これが私にとっては好都合!!

ピックアップがフロントハム&リアシングルのテレキャスターを探していたのです。でも憧れたのはストーンズのキースにでは無く、この人。



toeのギタリスト山嵜氏です。

自分はエレキギターの最大の魅力はアルペジオだと思っています。toeの音楽にアルペジオは無くてはならない要素だと思っていますし、またその音が大好きです。

超簡単に言えば「シャリっとしつつ、芯の太い音」それがフロントハムでリアシングルだと思っています。個人的はそれがアルペジオには最適。

遡る事数年前、toeを襲った機材盗難の悲劇

そこで使用機材を克明に記していた事がきっかけで、それ以来フロントハムでリアシングルのテレキャスターを欲しいと思ってしまいました。ご本人達の筆舌に尽くしがたい苦労を尻目にこんな事を思うのは不謹慎なのかもしれません…

でも、もしも一人でもこの記事をきっかけにtoeに興味を持ちアクセスする人がいれば幸いと思います。


話を戻しまして…

前オーナーが本来フロントピックアップがシングルコイルのテレキャスターをハムバッカーに改造してくれたのは良かったのですが、解せない点が2点ありました。

①フロントのピックアップが上下逆。


②ピックアップスイッチノブがストラト仕様。


キースのミカウバー仕様にするため、かなり忠実に寄せているのですが、何度も言いますが自分はストーンズファンではありません…このちぐはぐはキースの反骨精神ゆえらしいのです。
が、私はセックスドラックロックンロールとか無縁の人生ですからね。笑

ゆえにロックンロールレジェンド的なミュージシャンにはあまり傾倒した事はありません。(ツェッペリンとビーチボーイズとニールヤングは例外)

よって凡人ノーマル仕様に変更。笑



クリーニングして、新しい弦張って、大満足です。
今回貼り張りたかったダダリオのNYXLの弦。これ素晴らしいです。エリクサーのコーティング弦とかもう使えない。




それにしても、新しい機材が家に届いた時のワクワク感たるや…単純に生きてて良かった。笑

そりゃもちろん欲しい高価な機材はたくさんあります。でもお金が無いのでこんな感じで工夫しながら楽しんでいきま〜す。