2022年8月31日水曜日

小田原の旬なスポット宮小路散策

時系列は前後しますが、前回のブログがあまりにも酷い内容だったので、、お口直し的な投稿を。笑

いつも海外赴任から一時帰国するタイミングで遊んでいたHRKW氏ですが、今回はなんと本格的な帰国という事で、本当に色々なあった事とは思うのですが、大きな事故もトラブルも無く、無事に海外赴任生活を終えたと言う事で何よりです!

一日目はうちのマンションに来てもらって、飲みながら話尽くして、嫁オニオンも温泉行ってまったり過ごしました。(敢えて写真無し)

そして二日目!

小田原に帰宅するHRKW氏と共に僕も小田原まで行って散策する事にしました!最寄り駅の伊豆箱根鉄道駿豆線と言うローカル路線で出発です。



小田原に到着!!

そう言えば二年前もそんな様な事があったんですが、その時は高校生の頃よく行って栄えていたエポとかアプリとかの商業ビルの凄まじい荒廃っぷりを味わう散策でした。笑



今回は真逆です!

小田原は今駅前の再開発が進み、大きな複合商業施設「ミナカ小田原」が完成して観光客が増加しているとニュースで見ました。

確かに…駅からゾロゾロとたくさんの観光客が出て来ます。城下町を模して建物が非常にクオリティが高く、若者カップルは着物と浴衣でデートしています。



昼時と言う事もあり、ミナカのテナント飲食店はどこも混み合っていてとても入れません。そもそも値段が観光地価格過ぎて入る気にしないんですが。笑

…と、そのまま駅を少し離れた所にとあるお店を発見。店名に見覚えがあり、「確か昔からあったお店で、移転したんだな!」と勝手に決めて入ってみました。

一膳飯屋 八起


これが大正解の名店でした!

店内はお客さんでいっぱい。ちょうどおれらの後くらいから満席になって順番待ちになってました。

さっきの観光客ホイホイ強気の値段設定のお店から少し離れただけで、このお値段。
どう考えてもこちらは良心的です。



夜に飲んだら絶対いい感じなんだろうな〜と思わせる店内。。





…ま、昼から飲むんですけどね。笑



二人揃ってアジフライ定食をいただきました。
小田原の新鮮なアジだそうです。美味くない訳がない。



最高でした。

ちなみにワタクシ揚げ物は全部お醤油派。

至福の余韻に浸りながら再び小田原の街へ。
ここから駅前を離れて小田原城の方へ向かいます。



僕はいつ出来たのかも知らなかった立派な施設がお堀の目の前に出来ていました。小田原市の肝入りで建てたみたいです。

小田原三の丸ホール


HRKW氏が勤めるスーパーゼネコン施工です。新築ピカピカで、さすがのひと言。

この日は歩いているだけで疲弊するような真夏日よりだったんですが、中は温度湿度完璧に空調管理の行き届いた天国のような快適さでした。

入場無料のロビーのソファーに腰掛けてみれば、目の前はこの景色



思わずウトウトしてしまうほどです。
HRKW氏はここでリアルに仮眠。笑

そして移動。

そのすぐそばにはこんなゲストハウスが出来ていました!



いわゆるビル一棟丸ごとリノベーション系で、僕が無条件で羨ましいと思ってしまうやつです。



目の前には小田原城のお堀がある最高のロケーション。ゲストハウスだけではなくカフェと屋上にはBBQスペースを併設。絵に描いたようような理想系。



同じ年くらいの地元の方々が運営しておりました。

元々は法律事務所のビルだったみたいです。
ほんとはもっと根掘り葉掘り話聞きたかったんですが、さすがに初見の僕にはそこまで話してくれそうになかったんで断念。


そして今回の本丸、宮小路へ!



かつては漁師の色街で、今も名残りで微妙にピンクな雰囲気とスナックなどが点在するこの路地に、ハイセンスなセレクトショップがあると言うのです。

HRKW氏が気になって一度見には行ったが、ちょっと一人で入れなかったという…



確かに言わんとする事は分かります。笑
めちゃくちゃ穴場感あります。

でも入ってみれば、オーナーご夫妻の奥様が気さくな方で「商品発注しながら寝そうになってました〜」といきなりのお茶目な展開。笑

でも店内の品揃えとのギャップがすごい。



こちらも憧れのフルリノベーション系で、お店は一階と二階があり、元々は雀荘喫茶??(売る覚えでごめんなさい…)みたいな建物だったみたいです。

欲しい感じの服がたくさんありました…(金さえあれば…)



もうオーナーご夫妻のセンスが詰まりに詰まったお店という感じで、小田原にこんなお店出来たのかー!!と驚くしかない。本当の服好きは一度訪れる価値しかありません。

その他にもこの辺りにはこの日は残念ながら休みだったんですがいい感じのカフェもあるらしく、小田原が少しずつど変わっている印象でした。

すっごい浅い考察ですが、、笑
昨今のリモートワークなどの影響でライフスタイルを見直して、都会から移住して来る方達が増え小田原に新しい風が吹いているようです。

そんな方達の「住む」や「働く」建物を紹介する不動産屋さんとして、間違いなくハブになっていると思われるのが旧三福不動産さん。

実はこの後に会った幼なじみのKNMC氏も多いに関係しております。彼もまた小田原で実におもしろい事を始めようまさに動いている時だったのです。
(※ 今回は少し長くなり過ぎたので、その件はまた別ブログにて!!)

そして今回アテンドしてくれたHRKW氏に感謝。

家で籠っていても始まらないので、こうやって色々目で見て感じる事は大事ですね。。帰国していつでも会えるようになったので、また色々と画策していきたいです。




2022年8月26日金曜日

デリバリー業で下がってしまった自己肯定感

最初に申し上げておきます。

今回のブログはポジティブな人からすると読むに堪えない内容です。しかし記録や吐露を信条にしているので、今のマイナス思考の気持ちをそのまま書きます。しかも長いです。

去年の夏は電気工事士の辛い生活から一転、デリバリーを始めて充実したという夏の日々でした。それから一年、やっている事は全く同じ夏なのに、今年は気持ちがまるで違います。

とある出来事がきっかけにはなったんですが(※ほんと長くなるので別ブログにしてまた後日)、ひと言で言えば自己肯定感が爆下がりになってしまいました。

僕がやってるUberと出前館と言うフードデリバリーの仕事は、言ってしまえば誰でも出来る仕事ではあります。(※最近あった出前館のシステム変更が大いに関係してくるのですが、これも長くなるので別ブログにしてまた後日)

必要なのは運転免許証とスマホとバイクとデリバリーバッグだけ。



それ故に、街でよく見かけるとは思います。

夏休みになり学生がバイト感覚でやっていたり、おじさんが副業で始めたり、配達員が続々と増えています。そんな中にはリテラシー的なものが低く、半袖短パンにクロックス履いて配達している子も、バイク運転しながら信号待ちでタバコ吸ってるおっさんとかも居ます。

それだからと言う訳じゃないかもだけど、飲食店に商品を取りに行っても、「ウーバー来たよ…」みたいな感じで、一括りに見られているような気がしてなりません。お客さんのところ届けに行っても、いち配達員でしかありませんのでドアを少し開けて受け渡して終了です。

しかも飲食店で働いてる人と言えば、バイトの10代〜20代の若い子とか、パートのおばちゃんみたいな人達とか、そんな人達からも怪訝に扱われているような気がして、「自分は大学生を卒業して10年以上経ってるのに、一体何してるんだろう??」みたいな気にもなってしまいます。

さすがにこのままずっとこの仕事を本業にし続けるわけにはいかないという焦りを感じています。
これが副業だったらそこまで思い詰めないとは思うのですが、僕の場合は今の生活を支える全ての基盤となってしまっているのです。

ゆえに簡単に辞めるわけにいかないし、かと言って他に働きたいと思える会社もなかなか見つからなかったのですが、ようやく「これは…!」と思う会社を見つけて応募してみましたが、書類選考でアウト

リノベーションをメインにしている会社が沼津に支店を出すオープニングスタッフの求人に応募しましたが、落ちました。

考えてみれば僕の履歴書のメインのキャリアは約十年間のアパレル販売員で、直近には三ヶ月間の見習い職人挫折などと言うオマケ付き。特殊な資格や専門性のあるスキルなどは皆無です。

それならば!と好きなお酒と接客業の経験を活かせるかと思い、今住んでる場所から近い三島にあるバーの求人にも応募しましたが、落ちました。


…なんだかもう誰でも出来る系のバイトやパートの求人しか受からない気がしてきました。


そんなこんなで、電気工事士の辛い日々から逃げて今が楽しければいいなんて答えに辿り着いたハズが、一年後にはこのザマです。

では、仕事に追われて他に何か調べたりやってみたり時間が無いのか??

Noです。

むしろ休みの時間は以前よりたくさんあります。

それなのに休日は朝から酒を飲み、YouTubeやSNSの閲覧に時間を費やし、昼寝して、起きると夕方〜夜。

夕飯の準備をしながらまた酒を飲み出して、気がつけばもう深夜。昼に寝てるのでなかなか寝れなくて、空が明るくなり出した明け方にようやく就寝、、
起きると今度はお昼過ぎで、また酒飲み出してみたいな流れで連休突入なんて事もあります。絵に描いたような究極の怠惰で生産性の無い休日を過ごしています。
(※カッコ笑 とか付けたいけどまじで笑えない。)


要するに僕はスマホいじりながら換気扇の下で酒飲んで電子タバコ吸ってるだけなんです。




…とここで、恐ろしい真実に気がついてしまいました。

このブログでも、音楽活動とか中古物件のリノベーションとか、「人生の中で実現したい事」みたいに色々と言ってきましたが、実際の自分の生活を鑑みると…


本当は何もしたくないんじゃいか??


と言う恐ろしいような答えです。

だって、辛ければ逃げるし、楽しければ続ける
興味があればやってみるし、めんどくさければやらない

人はなんだかんだ言って必ず本心に従って行動を取るのです。


…そう考えると、僕は換気扇の下でスマホいじりながらYouTubeでひたすら流れてくる動画コンテンツに浸り、SNSで他人の成功を羨み、ひたすらアルコールとニコチンを摂取して、眠くなったら寝るという日々の習慣こそが本心であり、やりたい事なんだという真実が浮かび上がってがきてしまったのです。




しかも驚くべきは齢38歳。

インスタなどを見れば、自分のお店や事業の紹介、子育ての記録、充実した趣味など、まるで自分とはほど遠い事を実現している友達や知り合いばかりです。

でもその人達には陰で努力したり辛い事もたくさんあって、そうゆう積み重ねを経て今があるのだと思います。きっとそれって20代とかにさんざん苦労や失敗をして、30代でようやく華を咲かせ始めて、40代から人生の後半戦の集大成に向かっていく気がしてなりません。

…そう、つまりその苦労や積み重ねから逃げて逃げて逃げ狂って来たのが僕の人生です。

だから今、何も無いのです
おまけに貯金も無いし。


こんな事言っても1ミリも状況が好転しないのは分かっています。ただ、ここまで自分のダメさを客観視できたのも久しぶりで、おもしろくなってしまいました。なのであとはどうゆう行動を起こすかにかかっています。

何年後かにこのブログを見て笑える日が来る時の楽しみを期待して、情けない姿のまま記録しておきます。



…と、ここで思い出してしまった。

6年前、31歳の夏も相当のマイナス思考に陥っていた事を。


もしも数年後、40代でまだ同じような事言ってたら、、、、そん時は全てを捨てて大雄山最乗寺にでも出家してくれ。