2022年8月26日金曜日

デリバリー業で下がってしまった自己肯定感

最初に申し上げておきます。

今回のブログはポジティブな人からすると読むに堪えない内容です。しかし記録や吐露を信条にしているので、今のマイナス思考の気持ちをそのまま書きます。しかも長いです。

去年の夏は電気工事士の辛い生活から一転、デリバリーを始めて充実したという夏の日々でした。それから一年、やっている事は全く同じ夏なのに、今年は気持ちがまるで違います。

とある出来事がきっかけにはなったんですが(※ほんと長くなるので別ブログにしてまた後日)、ひと言で言えば自己肯定感が爆下がりになってしまいました。

僕がやってるUberと出前館と言うフードデリバリーの仕事は、言ってしまえば誰でも出来る仕事ではあります。(※最近あった出前館のシステム変更が大いに関係してくるのですが、これも長くなるので別ブログにしてまた後日)

必要なのは運転免許証とスマホとバイクとデリバリーバッグだけ。



それ故に、街でよく見かけるとは思います。

夏休みになり学生がバイト感覚でやっていたり、おじさんが副業で始めたり、配達員が続々と増えています。そんな中にはリテラシー的なものが低く、半袖短パンにクロックス履いて配達している子も、バイク運転しながら信号待ちでタバコ吸ってるおっさんとかも居ます。

それだからと言う訳じゃないかもだけど、飲食店に商品を取りに行っても、「ウーバー来たよ…」みたいな感じで、一括りに見られているような気がしてなりません。お客さんのところ届けに行っても、いち配達員でしかありませんのでドアを少し開けて受け渡して終了です。

しかも飲食店で働いてる人と言えば、バイトの10代〜20代の若い子とか、パートのおばちゃんみたいな人達とか、そんな人達からも怪訝に扱われているような気がして、「自分は大学生を卒業して10年以上経ってるのに、一体何してるんだろう??」みたいな気にもなってしまいます。

さすがにこのままずっとこの仕事を本業にし続けるわけにはいかないという焦りを感じています。
これが副業だったらそこまで思い詰めないとは思うのですが、僕の場合は今の生活を支える全ての基盤となってしまっているのです。

ゆえに簡単に辞めるわけにいかないし、かと言って他に働きたいと思える会社もなかなか見つからなかったのですが、ようやく「これは…!」と思う会社を見つけて応募してみましたが、書類選考でアウト

リノベーションをメインにしている会社が沼津に支店を出すオープニングスタッフの求人に応募しましたが、落ちました。

考えてみれば僕の履歴書のメインのキャリアは約十年間のアパレル販売員で、直近には三ヶ月間の見習い職人挫折などと言うオマケ付き。特殊な資格や専門性のあるスキルなどは皆無です。

それならば!と好きなお酒と接客業の経験を活かせるかと思い、今住んでる場所から近い三島にあるバーの求人にも応募しましたが、落ちました。


…なんだかもう誰でも出来る系のバイトやパートの求人しか受からない気がしてきました。


そんなこんなで、電気工事士の辛い日々から逃げて今が楽しければいいなんて答えに辿り着いたハズが、一年後にはこのザマです。

では、仕事に追われて他に何か調べたりやってみたり時間が無いのか??

Noです。

むしろ休みの時間は以前よりたくさんあります。

それなのに休日は朝から酒を飲み、YouTubeやSNSの閲覧に時間を費やし、昼寝して、起きると夕方〜夜。

夕飯の準備をしながらまた酒を飲み出して、気がつけばもう深夜。昼に寝てるのでなかなか寝れなくて、空が明るくなり出した明け方にようやく就寝、、
起きると今度はお昼過ぎで、また酒飲み出してみたいな流れで連休突入なんて事もあります。絵に描いたような究極の怠惰で生産性の無い休日を過ごしています。
(※カッコ笑 とか付けたいけどまじで笑えない。)


要するに僕はスマホいじりながら換気扇の下で酒飲んで電子タバコ吸ってるだけなんです。




…とここで、恐ろしい真実に気がついてしまいました。

このブログでも、音楽活動とか中古物件のリノベーションとか、「人生の中で実現したい事」みたいに色々と言ってきましたが、実際の自分の生活を鑑みると…


本当は何もしたくないんじゃいか??


と言う恐ろしいような答えです。

だって、辛ければ逃げるし、楽しければ続ける
興味があればやってみるし、めんどくさければやらない

人はなんだかんだ言って必ず本心に従って行動を取るのです。


…そう考えると、僕は換気扇の下でスマホいじりながらYouTubeでひたすら流れてくる動画コンテンツに浸り、SNSで他人の成功を羨み、ひたすらアルコールとニコチンを摂取して、眠くなったら寝るという日々の習慣こそが本心であり、やりたい事なんだという真実が浮かび上がってがきてしまったのです。




しかも驚くべきは齢38歳。

インスタなどを見れば、自分のお店や事業の紹介、子育ての記録、充実した趣味など、まるで自分とはほど遠い事を実現している友達や知り合いばかりです。

でもその人達には陰で努力したり辛い事もたくさんあって、そうゆう積み重ねを経て今があるのだと思います。きっとそれって20代とかにさんざん苦労や失敗をして、30代でようやく華を咲かせ始めて、40代から人生の後半戦の集大成に向かっていく気がしてなりません。

…そう、つまりその苦労や積み重ねから逃げて逃げて逃げ狂って来たのが僕の人生です。

だから今、何も無いのです
おまけに貯金も無いし。


こんな事言っても1ミリも状況が好転しないのは分かっています。ただ、ここまで自分のダメさを客観視できたのも久しぶりで、おもしろくなってしまいました。なのであとはどうゆう行動を起こすかにかかっています。

何年後かにこのブログを見て笑える日が来る時の楽しみを期待して、情けない姿のまま記録しておきます。



…と、ここで思い出してしまった。

6年前、31歳の夏も相当のマイナス思考に陥っていた事を。


もしも数年後、40代でまだ同じような事言ってたら、、、、そん時は全てを捨てて大雄山最乗寺にでも出家してくれ。

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