2022年1月21日金曜日

にし与 @沼津市千本港町

フードデリバリーを初めてからというもの、伊豆と言うよりは静岡県東部(三島〜沼津)の行動範囲が劇的に広くなりまして、色んな気になる飲食店に行く機会が増えたんです。なのでせっかくならばとお店の記録をしておく事にしました!

選考基準は以下の3つ
①「美味い」にプラスして「個性」「値段」「雰囲気」など、さらに何か良かった点があるお店。

②自分はもう一度行きたいと思えるお店。

③伊豆に来た人(住んでる人にも)オススメしたいお店。

と言う感じでゆる〜く気長にやっていきます。
(※ちなみに本気で伊豆のグルメ情報が欲しいからはokamoooさんのブログ一択です。)


それでは!
まずは沼津で一番集客のあるスポット「沼津港」からこちらのお店です!

にし与


…コアな情報を期待した方、すいません。普通に有名店です。笑
でもとにかく美味いんだから仕方ない。

沼津 ランチ」「沼津港 グルメ」などと検索すると星の数ほどお店が出てきます。

富士山のように盛り付けられた海鮮丼、タワーのような盛り付けのかき揚げ丼、SNS映えするようなお店もたくさんあります。でも忘れてならないのは、ここはあくまで観光地はっきり言ってトラップだらけです。笑

なので迷ったらとりあえずココ!!

場所は沼津港のど真ん中ですが、表通りから少し奥にあります。ゆえに観光客は事前に情報を仕入れて来た感じの人と、あとは常連さんで店内入り混じっております。



壁、カウンターに貼り巡らされたメニューの数々…
これだけあると何を頼んでいいのか迷うところ。



やっぱり「海鮮=お刺身」でしょ!?
と思うのも無理ないですが、ここに来たらぜひ味わっていただきたいのがフライなんです!!

…最初の写真でお気づきいただいた方は実に鋭い。
こちらのお店、店名に「とんかつ・さしみ」と掲げているのです!

ゆえに揚げ物には絶対の自信ありと言ったところでしょう。というわけで頂きます!

まぐろカツ単品(※値段を失念)


(※奥のアジフライとビールにはあえて触れません。笑)

お店の方曰く、揚げ油はラードを使用しているそうです。そのせいなのか何なのかとにかく美味い!笑
ぜひ一度ご賞味頂きたい味です。

嫁オニオンと二人で行きまして二人ともがっつり定食食べたんですが、これは外せないって事で追加注文しました!

その割に写真やら値段やら揃ってなくてグルメブログとしてはいきなりの大失態なんですが…笑

とりあえずこんな感じでゆる〜くお届けしていきます!

稲取 食べるお宿 浜の湯 〜朝食編〜

ブログにあげたい事が沢山ありながらも、日々の忙しさにかまけてアップが大遅延しております事をお許しください。

前回あげた稲取の食べるお宿「浜の湯 〜夕食編〜」の翌日、すでに二ヶ月前の出来事です。笑

お夕食でお腹いっぱい大満足になったにもかかわらず、次の日も朝からすごかった…

満腹朝食御膳


ポテサラ、煮物、茶碗蒸し


ご飯、お味噌


釜で炊いたご飯は前日の夜ご飯の食べ具合に合わせて量を調整してくれます。完食した僕らには確か2号〜3号ほど。



伊勢海老のお味噌もお鍋いっぱいに。


恐ろしい事にこれを夫婦でペロリとイッてしまい、旅館の方も驚いていました。
でも別に無理して食べてわけではありません。シンプルに美味かったんです。笑

朝から舟盛り


これには圧巻…!
でも食べれちゃうから不思議なもんです。美味いもんは何回食っても美味い。鮮魚の意味を少し分かった気がします。

鯵の干物


色々食べてる間にすっかりいい感じに焼けておりまして、こちらもペロリ。

そんなこんなで全て完食し、旅館の方には「多めにご用意するのでたいてい皆さん残されるのですが、こんなにキレイに食べていただくは珍しいです!」と。言っていただきました。笑

食った後は最上階の展望風呂にて…


見事に強風が吹き荒れておりました。笑


でも前の晩には暗くて見えなかった大海原も見えて、最高に気持ち良かったです!


…と言う事で、大満足の一泊二日でした。

何回も言いますが、決して前回の☆野リゾートをdisる訳ではありません。ですが今回にかんしては浜の湯さんの圧勝でした。

なんと言うか、東伊豆の魅力を詰め込んだ地元の老舗旅館ならでは意地と言いますが、本気を感じました。

伊豆には他にも素敵な旅館が沢山あると思うので簡単な事は言えないですが、とりあえず食事をメインにした宿選びに悩むなら、選択肢として間違いないお宿と言って差し支えないと思います!!

食べるお宿”の枕詞に偽り無し…!

今回は以上です。

総集編はYouTubeに上げましたので、そちらもぜひ〜




2022年1月20日木曜日

稲取 食べるお宿 浜の湯 〜夕食編〜

いきなり旅館ブログが続いておりますが、こちらは昨年末の事です!

夏にかみさんの誕生日祝いで旅館に泊まったものの、はっきり言ってしまえば消化不良だったので、今度は年末自分の誕生日祝いでリベンジを果たそうという魂胆です。

前回、星野リゾートに対して調べもせず、ネームバリューだけでやみくもに期待をし過ぎて失敗した事を踏まえ、今回はお宿に期待する事を一点集中…

それこそが…

お食事…!!

なんです。
施設の良さとかロケーションの雰囲気とかそう言って事は二の次、三の次!笑
とにかく“伊豆らしい美味しいご飯”を心ゆくまで堪能したい!

その目的を叶えるべく決定した宿がこちら




いきなり車が目立っちゃってますが、せっかく宿に行くならYouTube撮ろうと思いまして、ドライブ企画と言う事で行って参りました。

これからブログ書く前になんですが、YouTubeの方が臨場感あるのでよかったらどうぞ。笑

でも実際、東伊豆の稲取までの道のりは海も見えてドライブでもオススメです!

今回の宿の決め手となったのは、何を隠そう嫁オニオンが「昔、元カレと泊まってすごく良かった」という実体験に基づくもの。笑
付き合いたてのカップルだったらケンカになってしまいそうなエピソードですが、我々はもはや夫婦ですので、そんな事はどこ吹く風。むしろネットの口コミより信頼できるのでありがたいです。笑

…と言う事で、チェックイン!

今回のお部屋「展望デッキ付き和室」です。


ロケーションは重視しないと言いつつも、目の前が海でまさに伊豆らしいお宿です。

そして稲取の名物「吊るし雛(つるしびな)」なんかも展示されています。


そして食事の前にお風呂へ。
屋上に大露天風呂からは海が一望できる…

…はずが、夜なんで真っ暗。
嵐のような風が吹き荒れておりました。笑

まぁそんな事はどうでもいいのです!
なんと言って今回のお目当ては食事ですから、全てはほんの些細な布石に過ぎません。

今回の宿泊プランはお料理特別プランからこちらに決定!

料理長お薦め『贅を極めた地金目づくしプラン』


再三ですが今回は宿泊というより完全に食べ勝ちに来ています。笑

それではまずはお夕食からご覧ください…!
(ワタシは食通でもなんでもないので食レポなどという野暮な事はしませんが、特に記憶に残った感想だけは記載させていただきます。)


お品書き


否応無しに期待高まるこの瞬間…
お食事は全てお部屋食で、座っていれば次から次へと運ばれてくるお殿様スタイルで頂きます!笑


食前酒と先附け
「柚子酒」
「帆立と菜の花の白和え」


さっぱりとした食前酒と白和えで進撃の狼煙が上がります…


前菜
「和牛有馬煮」
「胡瓜辛子漬け」
「冷製南瓜ポタージュ」
「栄螺(サザエ)天城和え」
「銀杏松葉」
「サーモン寿司」
「鮪真丈(しんじょ)雲丹焼き」
「蓮根チップ」


山の幸、海の幸、お野菜でいきなり総合格闘技状態です。笑


逸品
「金目鯛にぎり 炙り、湯引き」


さっそく来ました!近くに漁港で揚がったばかりの地物の金目鯛を二種類のお寿司でいただくこの贅沢感…


台の物
「鮑酒蒸し」


高級食材の鮑が序盤から登場。主役級の食材がのっけから出てきて、この後一体どうなってしまうのでしょうか。笑


造里
「季節の鮮魚」


出ました…!舟盛り!!
マグロ、目鯛、ブリ、伊勢海老、ワラサ、サザエ、ここでも金目鯛。しかも本ワサビ付きです。

そして本来名前が入る所が、なんとお誕生日おめでとう仕様に。笑



温物
「海老芋とけんちん揚げ」なめこ餡、青梗菜、紅葉麩

ここで胃を温める一杯。まだまだこれからと言わんばかりでしょうか。


鍋物
「金目鯛しゃぶしゃぶ」


追撃の金目鯛はしゃぶしゃぶで!薬味も抜かりありません。


浜の湯名物
「金目鯛姿煮」里芋、隠元豆


来ました…ボスが…
以下、公式HPから引用します↓

他では味わうことのできない”秘伝のたれ”このたれこそ浜の湯の金目鯛姿煮の真髄。濃厚で甘辛いこの”たれ”こそがまさしく稲取の昔ながらの郷土の味!さらに浜の湯の煮付けはトロリとした濃厚な煮汁が独特で、どこにも負けないコクのあるまろやかな味

・まとめて30匹~50匹の金目鯛を大なべに漬け、大量の金目鯛から出る旨味や脂が絶妙な味を引き出します。

…こんな調理方法は旅館さんならでは。家庭では絶対にマネ出来ません。笑
果たしてこのタレで白米何杯いけるのでしょうか…


食事
「金目鯛釜飯」榎茸、油揚げ、三つ葉

香の物
「三点盛り」

止椀
「金目あら汁」


フィニッシュまでまごう事なき金目鯛祭り!!
大げさですが“ 一生分のキンメ喰った”って言うくらいの満足感です。


デザート
「胡麻プリン」
「ミニトマトコンポート」
「蜜柑、ブルーベリー」


最後は和スイーツとフルーツでさっぱりと。にくいです。


お誕生日特典
「シードル」


こんな物まで頂きました。嬉しい演出ですね〜

展望デッキのハンモックで昇天いたしました。笑



…いかがだったでしょうか。
ひと言で言えばほんと大満足でした。

前回行った☆野リゾートのお宿がすべて全部そうだとはもちろん思っていませんが、食事だけで言えば今回は完全に浜の湯さんの圧勝でした。笑

これだけにお夕飯もいただいたのに、翌日の朝食まで凄かった…!!

次回、朝食と総括へ続きます。

2022年1月12日水曜日

伊東 界 アンジン(県内限定割引プラン)

あけましておめでとうございます!
そしていきなりのブログが昨年の夏の出来事というアップ不精をお許しください。笑
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年2021年は三月に職業訓練校を卒業、四月に電気工事の会社に就職、七月には辞めて(笑)、そこからフードデリバリー生活を送っておりました。

会社を辞めた直後の夏は挫折と解放感に溢れておりまして、同時に毎年奥さんの誕生日を祝う旅行が恒例となっている時期でもあります。

過去には河津の旅館箱根の旅館など、伊豆という立地を活かして比較的近場の温泉宿に泊まるのが恒例となっております。

…と言う事で、昨年も行って参りました!
僕が伊豆に越して来た時の最初の生活拠点、伊東にある星野リゾートのお宿です!!




なぜこの旅館に決めたかと言うと実にシンプル。

「星野リゾートの宿に泊まってみたかったから」

その一点のみでございます。

そりゃそうだ、伊東なんて何年も住んでた場所だからもう今さら観光感も無いし、珍しい場所でもなんでもないです。なんなら仕事の苦い思い出とか思い出しちゃう。笑
人間って絶対辛い記憶の方が鮮明にインプットされてますよね〜…

話が逸れました…笑

皆さまご存知かもしれないですが、星野リゾートは高評価で有名ですが、宿泊代は安くないです。
でも昨今のコロナ禍という事もあり、県外からの人ではなく、県内の人を限定対象にしてなんと45%オフになるプランがあったのです!!

これならば夢の星野リゾートも宿泊出来る!
しかもこのコロナゆえの期間限定プラン!

そう思って事前の下調べも何もせずに予約し、8月4日〜5日、一泊二日で行って参りました!!


まず施設ですが、海の目の前に建つビルです。
清潔感がありまさにキレイでした。ただ趣があるかと言うとそういった感じではありません。


大浴場が最上階にあり、そこではなんとクラフト生ビールが飲み放題!下調べした訳ではないですが、これは僥倖…!!奥さんの誕生日を祝う旅行なのに自分がここで一番テンション上がってしまいました。(かみさんはお酒飲めない人。笑)


風呂上がりのデッキはこんな感じ。気持ち良いです。
みんなこうゆうアングルで写真撮ってました。
(※日本人ってほんとこうゆう所だよな〜、って思いつつ自分もやっちゃうザ・日本人のわたくしです)


そしてお待ちかねのお食事タイムです!
僕ら夫婦が宿に泊まる最大の目的はこの食事と言っても過言ではありません。

果たして星野リゾートのお食事とはどのような内容なのか…!?否応無しに期待が高まります。

いざ…!!


先付け


温物椀


八寸・お造り・酢の物


揚げ物


蓋物


食事


美味しかったですよ!普通に。

あと部屋の装飾も凝ってておもしろかったです。




…そして翌朝も快晴!


朝風呂入ってからお楽しみの朝食です。

いざ…


どどーん


美味しかったですよ、普通に。

食事より気になったのが、食堂のパーティションです。この異素材ミックス感をご覧ください。











え?なんかイマイチな感想??



…もうお分かり頂けたでしょう。

事前の期待値が高過ぎたんです!!


そのブランドゆえに、相当な施設と食事を期待してしまいました。期待値のハードルを自ら上げ過ぎて、それを越えられなかった…ただただそれだけの話なんです。笑

ただひとつだけ言わせてもらいたいのは、この内容で宿泊代が45パーセントオフになって一人3万円という事です。
コレ、割引じゃなかったらぼったくりバーに近くないすか??笑
要するに最初から値引後でも十分利益が出る値段設定なだけなんですよね…

でも宿自体に何に悪い所があった訳ではありません。
スタッフの方の接客も良かったですし、何ひとつ不満は無いのですが、値段を考えると満足も出来なかったと言うのが本音です。

…とまぁ、帰宅して気がつきました。
「県内の方限定!!45パーセントオフ」のパワーワードに引っかかったのが悪いんです。下調べを怠った自分の怠慢です。

しかも美味しいご飯と綺麗な宿にありつけて文句言ってるようじゃ、贅沢病の極みでしょう。アフリカの子供を思い出しなさい。パレスチナの難民に思いを馳せなさい。


…でも最後に、、どうしても、、ボクの大好きな漫画「ハンチョウ」で代弁させてください。