2021年2月21日日曜日

職業訓練校の沼津テクノカレッジとは?

あけましておめでとうございます!
…て、もう2月ですけどね。

こんなにブログをサボってしまったのは久しぶりです。それもそのはず。前回にブログにあげた通り、ここ最近はずっとYouTubeに打ち込んでおりました。笑

で、なんでそんな事してたかと言うのも前回のブログに書いた通り、僕は今までにないくらい「時間ができた」からです。

それが10月から通い出した職業訓練校に通う生活でうまれた時間です。ところが早いもので、この生活もあと一カ月ほど…そこからは今までのように勤め人として働かなければなりません。あぁ名残惜しいこの生活。


では授業はどんな感じだったのか?
そのあたりを簡単にご紹介します。

まず僕が通っているのは沼津テクノカレッジというのはハローワークと連携した施設で、正式名称は「静岡県沼津技術専門校」(※在校中に「静岡県立工科短期大学校 沼津キャンパス」へと変わりましたが、離職者向け訓練にはなんら変化なし。)

未就職の若年層向けのコースと、離職者向けのコースがあります。当然どちらも就職を斡旋するのが目的です。

なので校内には若い生徒(ほとんど)男の子達もいます。みな作業着を着ていて主に機械系の技術習得を目指しているようですが、残念ながら全体的にモチベーションの高いような感じではなく、中卒?高卒?か何かにで、一様に何か訳アリでここに通ってきているような雰囲気を醸し出しています。

そんな子達のどこか覇気の無い姿を見ると、おじさんは「まだ若いんだから今から何でも出来るよ!!」と言ってあげたい気持ちですが、彼らからすれば余計なお世話でしょう。

「機械科」「溶接科」「電気科」「住宅リフォーム科」です。

生徒は経歴もバラバラですが、とりあえず訳あって離職したけど技術を身につけてまた転職したいというのが前提です。年齢は40代以上が多く、思った以上に同じ歳世代が少なかったです。

僕はその中の「住宅リフォーム科」に通っているのですが、日替わりで科目があります。


月曜と火曜…建築
(主に木工の大工仕事)

(初めは手動でノコギリやノミなどを使い、次に電動工具でインパクト、丸ノコ、バンドソー、パネルソーなどを扱う)


水曜…塗装
(塗った後は乾くまでほぼ自由時間。これが最高でした。笑)

(自作の作業台)


水曜…設備
(給排水の配管、電気配線など)

(エアコンの配管)


金曜…内装
(クロスや床のクッションフロア貼り)

(クロス貼り)


…と、色々習ったんですが、写真一枚ですとこんな感じ。笑

大きな実習室があり、その中に小屋のようなモデルハウスがあって、そこを練習台にしてリフォームにまつわる施工を練習していく感じです。細かく書こうと思うともっと色々あるんですが、まぁ概ねこんな感じです。

結論から言うと「ここに通ったらと言って、即仕事に出来るような手に職は付かない」という事です。まぁ半年間のコースだからそりゃそうですよね。やっぱり技術はその専門の仕事に就いて覚えるのが一番です。

ただ、とっかかりとして広く浅く体験出来ると言う意味ではとてもいい経験になりました。

そして何より、ここは失業保険を受給しながら通えるので、お金をもらって学べると言う事です。

(本来、自己都合で退職すると三ヵ月間は失業保険が受給できないのですが、ここに通い出すとその月から振り込まれます。また訓練校に通っている間は就職活動中なので、ハローワークの認定を受ける必要もありません)

もしこの間に仕事をして収入を得た場合は必ず報告して、その金額分が手当から引かれます。(これを怠ると不正受給となり、手当が即停止。さらに悪質な場合はそれまでに受給した分の2倍が徴収される)
当初このシステムを理解しておらず、「学校始まったら土日だけバイトでもしようかなー」とかとも思ってたのですが、すっぱり諦めました。

僕の場合は前職の収入から計算されて、月18万円ほどが支給されています。マンションなどのローンもあり、贅沢しなければなんとかやっていける金額でした。

何度も言いますが、何よりも僕にとって時間が出来たのが大きかった!
昼休みの一時間やで空き時間にiPhone使ってYouTubeの動画編集をしたり、自作の家具を作ったり…

今まで土日祝日は仕事で、夏休み、GW、年末年始も仕事で、連休などほとんどなかったので、まとまった休みがある事がなんとありがたい事か…

YouTubeの成果はまた改めてご紹介しますが、そんな感じで、36歳にして僕のある意味人生最後の「ゆとり期間」を過ごしている訳であります。笑

まぁ今まで働けれど働けれど手取りは少なく、せっせと納税していたので、ここに来てその恩恵にあやかっております。

これからはきっとまた就職して納税の日々が始まりますが、今この期間は僕にとってとても有意義なものになった事をご報告いたします。


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